「古事記とは簡単にいうと何?」
「古事記と日本書紀の違いが分からない」
「古事記は誰が書いたの?」
学校の授業や神社巡り、日本神話に興味を持ったときに、一度は『古事記』という名前を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
古事記は、日本 最古の歴史書とも呼ばれることがあり、日本人のルーツを知るうえで欠かせない書物です。
また、日本神話や天皇の系譜だけでなく、当時の人々の暮らしや価値観を知る手がかりも数多く残されています。
実は、その中には現代でも親しまれている《ハマグリ》に関する記述も登場します。
この記事では、
1)古事記とは何か
2)古事記の意味と成立
3)古事記と日本書紀の違い
4)記紀とは何か
5)古事記に登場するハマグリ
6)古代から続く海の恵み
7)縁起物としてのハマグリ
…について分かりやすく解説していきます。
目次
古事記とは?
古事記とは、日本に現存する最古級の歴史書の一つです。
『古事記 意味』を漢字から読み解くと、
『古い出来事を記した書物』
という意味になります。
一般的には、
《日本の神話・天皇の歴史・国づくりの物語をまとめた書物》
として知られています。
古事記 内容は大きく3つに分かれています。
1)上巻
国生みや神々の物語
2)中巻
神武天皇から応神天皇まで
3)下巻
仁徳天皇以降の歴史
という構成です。
そのため、『古事記 とは 簡単に』説明すると、
《日本神話と古代史をまとめた書物》
という表現が分かりやすいでしょう。
古事記はいつ作られたのか
『古事記 いつ作られたの?』
という疑問を持つ方も多いでしょう。
古事記 成立は西暦712年とされています。
奈良時代初期に完成したとされており、『古事記 完成』の年として広く知られています。
当時の天皇は元明天皇です。
古事記 編纂の中心となった人物は、
稗田阿礼(ひえだのあれ)
太安万侶(おおのやすまろ)
とされています。
稗田阿礼が語り継いできた内容を、太安万侶が文章としてまとめたと伝えられています。
そのため、
『古事記 誰が書いた』
『古事記 書いた人』
という問いには、
《太安万侶が編纂し、稗田阿礼の記憶をもとにまとめられた》
というのが一般的な説明になります。
なぜ古事記は作られたのか
古事記 編纂には大きな目的がありました。
それは、
《国家としての歴史を整理すること》
です。
当時は各地にさまざまな伝承が存在していました。
そこで天皇の系譜や国の成り立ちを整理し、後世へ伝える必要がありました。
その土台になったとされるのが、
『天皇記 国記』
と呼ばれる資料です。
現在は失われていますが、古事記や日本書紀のもとになったと考えられています。
記紀とは?日本書紀との違い
古事記を調べると、
『記紀』
という言葉が出てきます。
記紀とは、
『古事記』
『日本書紀』
の総称です。
つまり、
『記紀とは』
という問いに対しては、
《古事記と日本書紀をまとめて呼ぶ言葉》
という答えになります。
日本書紀とは?
日本書紀とは、古事記の約8年後である720年に完成した歴史書です。
『日本書紀 いつ』
と調べると、
養老4年(720年)
という年が出てきます。
日本書紀 作者として知られているのは舎人親王らです。
日本書紀は、中国の歴史書にならった正式な国家史として作られました。
古事記と日本書紀の違い
古事記 日本書紀の違いは、
誰に向けて作られたか
という点にあります。
古事記は日本国内向け。
日本書紀は外交も意識した国家史。
という性格を持っています。
そのため、
古事記は物語性が強く、
日本書紀は歴史書としての体裁を重視しています。
古事記に登場するハマグリ
古事記には海産物に関する記述も数多く登場します。
その中には、ハマグリに関する記録も伝えられています。
古代の日本では、海の恵みは重要な食料でした。
特に貝類は保存もしやすく、貴重なタンパク源だったと考えられています。
また全国の貝塚からも大量のハマグリの殻が発見されています。
つまり古代人にとってハマグリは、
特別なご馳走であると同時に、
暮らしを支える重要な食材でもあったのです。
日本神話や伝承にも残るハマグリの存在
ハマグリは単なる食材としてだけではなく、日本人の伝承や神話の中にも登場しています。
その一例が『ウムガイヒメ(蛤姫)』です。
ウムガイヒメは、蛤(はまぐり)にまつわる伝承として語り継がれており、海の恵みや生命力、そして自然への感謝を象徴する存在として紹介されることがあります。
古代の日本人は、山や川だけではなく、海にも神聖な力が宿ると考えていました。
そのため、海から得られる食べ物は単なる食料ではなく、神様からの恵みとして大切にされていたのです。
はまぐりが古代から親しまれてきた背景には、美味しさや栄養価だけではなく、このような文化的・精神的な価値もあったのかもしれません。
詳しくは、こちらの記事でもご紹介しています。
【蛤姫(ウムガイヒメ)とは?】https://shigemaru99.com/news/column/723/
古事記や日本神話の世界を知ることで、普段食べているハマグリにも、また違った魅力を感じられるのではないでしょうか。
古代から続く縁起物としてのハマグリ
ハマグリは古代から食べられていただけではありません。
縁起のいい食べ物としても知られています。
理由は、
対になる貝殻同士しかぴったり合わない
という特徴があるからです。
そのため、
1)夫婦円満
2)良縁
3)家庭円満
の象徴として受け継がれてきました。
現代でもひな祭りのお吸い物などに使われています。
【七夕と蛤の関係と日本の美しき風習】
https://shigemaru99.com/news/column/902/
古代人も現代人も嬉しいハマグリの栄養
古代から食べられてきた理由は、美味しさだけではありません。
ハマグリには、
・ビタミンB12
・鉄分
・亜鉛
・タウリン
などが豊富に含まれています。
体は食べたもので作られます。
だからこそ、昔の人々も海の恵みを大切にしてきたのでしょう。
元料理人で現役漁師がおすすめする食べ方
九十九里浜ではまぐりを研究している元料理人で現役漁師としておすすめしたいのは、
①焼きハマグリ
②蛤の酒蒸し
③お吸い物
です。
天然はまぐりは旨味が濃いため、シンプルな調理ほど素材の良さが際立ちます。
【漁師が教えるハマグリの下処理と本当においしい食べ方!】
https://shigemaru99.com/news/column/1016/
茂丸株式会社の3つのこだわり
茂丸株式会社では、
1)はまぐりへの飽くなき研究
2)時期に適した厳選はまぐりを産地直送
3)元プロ料理人の視点から最も美味しい食べ方を発信
という3つのこだわりを大切にしています。
また、生簀には活水器を導入し、水の状態にもこだわっています。
はまぐりは水の影響を大きく受けるため、鮮度や旨味を保つには環境づくりが欠かせません。
私たちは《どのような状態でお客様の元へ届けるか》まで考えながら日々向き合っています。
まとめ|古事記から見える日本人と海のつながり
古事記とは、日本神話や天皇の歴史を伝える日本最古級の歴史書です。
そして、その中には海と共に生きてきた日本人の姿も描かれています。
古代から受け継がれてきた海の恵み。
縁起物として親しまれてきたハマグリ。
そんな日本文化の一端を感じながら、九十九里浜の天然はまぐりを味わってみてはいかがでしょうか。

